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最終更新日 2022/7/17
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◎ 令和元年度試験(第14回)過去問


 問題46


個人情報の保護に関する法律(以下、本問において「個人情報保護法」という。)についての次の①〜④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 個人情報取扱事業者は、個人データを第三者(個人情報保護法第2条(定義)第5項各号に掲げる者を除く。)に提供し、個人情報保護委員会規則で定めるところにより、当該個人データを提供した年月日、当該第三者の氏名又は名称その他の個人情報保護委員会規則で定める事項に関する記録を作成した。この場合、当該個人情報取扱事業者は、当該記録を、当該記録を作成した日から個人情報保護委員会規則で定める期間保存しなければならない。

② 個人情報取扱事業者は、第三者(個人情報保護法第2条第5項各号に掲げる者を除く。)から個人データの提供を受けるに際しては、個人情報保護委員会規則で定めるところにより、「当該第三者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者(法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるものにあっては、その代表者又は管理人)の氏名」、「当該第三者による当該個人データの取得の経緯」の確認を行わなければならない。ただし、当該個人データの提供が個人情報保護法第23条(第三者提供の制限)第1項各号又は第5項各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。

③ 個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)によれば、個人情報取扱事業者は、あらかじめ本人の同意を得ないで個人データを第三者に提供してはならないが、フランチャイズ組織の本部と加盟店の間で個人データを交換する場合は、第三者提供に該当しないとされている。

④ 金融分野における個人情報保護に関するガイドラインによれば、金融分野における個人情報取扱事業者は、個人情報保護法第23条に従い、第三者提供についての同意を得る際には、原則として、書面(電磁的記録を含む。)によることとし、当該書面における記載を通じて、個人データを提供する第三者、提供を受けた第三者における利用目的、第三者に提供される情報の内容を本人に認識させた上で同意を得ることとされている。





 問題46 解答・解説

「個人情報保護法」に関する問題です。
(第8版合格教本のP290、P296・297参照)

(第7版の合格教本をお持ちの方は、P290、P296・297参照)


①:○(適切である)
 
本肢の通りです。

※ 第8版合格教本P290「(5)第三者提供に係る記録の作成等(法29条)」参照。

②:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ 第8版合格教本P290「(6)第三者提供を受ける際の確認等(法30条)」参照。

③:×(適切でない)
 ガイドライン(通則編)によれば、
フランチャイズ組織の本部と加盟店の間で個人データを交換する場合は、原則として、第三者提供に該当するとされています。よって、本肢は誤りです。

※ 第8版合格教本P297枠内「●第三者提供とされる事例(ただし、法27条5項各号の場合を除く)」参照。

④:○(適切である)
 
本肢の通りです。

※ 第8版合格教本P296・297「(4)第三者提供の制限(法27条関係)」参照。


正解:③



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